やっかいな新表現
「明日」「羽」共に、放射状に拡散し乱舞する曲線や円運動を一生命体として如何に有機的に貫通させるかがテーマの一つであった。
また、単なる色を使って書いた“カラフル”な字とは一線を画すための試行錯誤を繰り返し、
金と銀の光り輝くアクリル、紙にはブラックの他、ホワイト、ライトシルバー、シルバー、ゴールドの光沢洋紙を使用。ブラック紙の作品以外は全て線も空間を彩る紙もどちらも光沢素材同士のよるせめぎ合いとなった。
シリーズは何だろう。
イレギュラー・リフレクション(Irregular Reflection:乱反射)
普段モノトーンで表現される書的作品とは違い、金・銀のインク、光沢紙による作品は、乱反射が激しく観る人の視線、角度、光の強弱により一定の様相を呈してくれない。
ブラックの紙に書かれた作品「羽」の方はまだ良いのだが、作品「明日」の方は、画像だけで伝えるのが完全に不可能である。
乱反射で常に作品の様相が変化し、ある時、ある角度からは顔が見えなくなったりするから取扱注意の厄介モノなのだ。
スチールの撮影処理にこれほど苦しんだのは初めてのこと。
というか、終わっていない。
さあ、どうしよう。
ソーシャルメディアからではなく、やはり本物を見てもらうのが何より。
近々発表予定!?!?
ということで、とりあえず次の旅に出るとする。
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